薯蕷まんじゅうレッスンにご参加のお客様から、ご質問をいただきました。
「やまといもと共に、やまのいもという名前もよく聞きます。これらは何が違うのでしょうか?」
薯蕷まんじゅうは通常、やまといも(漢字で書くと大和芋)またはつくねいもを使います。
とろろにして食べることの多いお芋ですね。強い粘りが特徴です。
一方の「やまのいも」とは何でしょうか?
「やまのいも」はやまのいも科の総称だそうです。
やまのいも科の中に、大和芋、つくね芋、長芋、山芋、自然薯などが含まれています。 ちなみにやまのいも科の芋は世界で600種もあるとか…
だから、やまのいもの種類の一つが、やまといもとなるわけです。
下の写真が、やまといもです。いちょうの形をしています。色は真っ白。この白さが薯蕷まんじゅうの白さになっているのです。関東では馴染みのあるお芋。
なお、スーパーでよく見かける「長芋」は、薯蕷まんじゅうには不向き。
水分が多過ぎて、生地が作れないのです。
薯蕷まんじゅうレシピもぜひ参考にしてみてください
→和菓子とあんこのレシピサイトをご覧ください。