和菓子の基本レッスンについて

和菓子の種類は様々。

もちにまんじゅう、羊羹、どらやき、かりんとう、練り切り、きんとん、落雁など。地方のお菓子も含めると挙げ切れません。

和菓子作りを追究するには全ての作り方を覚えねばならないのでしょうか。

いいえ、もちろん違います。

和菓子には基本の作り方があり、多くは基本を応用して作られています。和菓子を作れるようになりたいと思ったら、まずは基本から。

基本レッスンはまさに基本の習得を目的としています。

基本レッスンではどんなことを学ぶのか?

和菓子のカテゴリーは大きく分けて6つあり、

  • もち菓子
  • 流し菓子
  • 蒸し菓子
  • 焼き菓子
  • 上生菓子
  • 干菓子

基本レッスンではその内の汎用性の高い4種類、もち菓子、流し菓子、蒸し菓子、あんを使った蒸し菓子を学びます


レッスン時間は2~2.5時間。座学と実習の2部制です。

前半の座学は、材料の基礎知識を中心に、作り方のコツなどをご紹介します

後半の実習は、各カテゴリーの代表的な和菓子2種類を作ります。本の配合もお伝えしますので、ぜひお家でアレンジに挑戦してください。

なお、基本のレッスンではあんの作り方の実習はありません。あんの作り方をマスターしたい方は「基本のあん」レッスンにぜひご参加ください。

和菓子の基本コース、こんな方にオススメです

・和菓子作りは未経験でも、いろいろな和菓子を作れるようになりたい方
⇒基本4パターンの和菓子が出来れば、いろいろな和菓子が作れるようになりますよ

和菓子の作り方だけでなく、材料のことなども学びたい方
⇒材料が分かると和菓子作りが各段に楽しくなりますよ

・自分で和菓子のレシピを作りたい方
⇒いつもレシピ本通りに作るのではなく、基本が分かれば自分のレシピが作れるようになります

・和菓子作りを理論的に学んでみたい方
⇒なぜ?を知ることが上達への早道です

・これから和菓子のビジネスを始めてみたい方
⇒抹茶が世界に広まったように、和菓子も世界に広まるはず。ビジネスチャンスは沢山あります。まずは基本の作り方をおさえておきましょう。

基本のレッスン4回シリーズ

【1回目:もち菓子】
◎講義
1. もち菓子について
2. 米と米の粉について
和菓子作りを始める方は、米の粉の基礎知識は必須です

◎実習:大福とみたらし団子
白玉粉を使い蒸し器で作る大福を、上新粉と白玉粉でみたらし団子を作ります(みたらしのタレも一緒に作ります)


【2回目:流し菓子】
◎講義
1. 流し菓子について(寒天を使った和菓子)
2. 寒天・凝固剤について
寒天には3種類あり、その特徴や違い、使い方をご紹介します

◎実習:みつ豆、水ようかん
プロが使用する「糸寒天」を使い、みつ豆と水ようかんを作ります。寒天の煮溶かし方や砂糖・餡の加え方など実習します。合わせて赤えんどう豆や黒蜜も作ります


【3回目:蒸し菓子】
◎講義
1. 蒸し菓子について
2. 膨張剤について
重曹、ベーキングパウダー、イスパタなど各膨張剤を取り上げ、特徴や使い方をお伝えします

◎実習:黒糖まんじゅう、薯蕷まんじゅう
和菓子の王道2種類の饅頭を作ります。一つは膨張剤で膨らませる小麦饅頭の黒糖饅頭、もう一つは山芋で膨らませる薯蕷饅頭です。あんの包み方(包あん)の練習もあります


【4回目:あん菓子】
◎講義
1. あんの種類
2. あんを使った和菓子
並あん、つぶあん、つぶしあんなど小豆あんの種類を取り上げます。また、あんを材料に作る和菓子もご紹介します

◎実習:黄身時雨、浮島
黄身火取り餡を鍋で作り、黄身時雨を作ります。合わせてメレンゲを泡立て、浮島を作ります。

レッスンのスケジュール・お申込み方法

レッスンは単発開催です。各回毎にご予約をお願いいたします。

ご予約は、今月のレッスン予約または来月のレッスン予約ページをご確認ください。

 

基本コースを受けるとどうなるの?

いろいろな和菓子を作れるようになります。

個々のお菓子のレシピを見ていると、共通性に気づきにくいのですが、基本のレシピ・黄金比があります。それを先に覚えてしまおう、というのが基本コースです。

基本が分かれば応用が利く。応用が利くと、アレンジが出来るようになる。そして、自分オリジナルの和菓子が出来るようになります。

基本コースでは、材料や工程を出来る限り理論的にお伝えします。理由が分かると和菓子作りはとても楽しくなります。

和菓子作りの上達もまずは基本から。ビジネスに必勝パターンがあり、英語も基本5文型を覚えると上達が早い、武道にも基本の型(形)があるのと同じようなもの。和菓子も基本から覚えてみませんか?

基本終了後は、各月開催のレッスンにご参加いただきますと、さらに多くの和菓子作りを習得できます

 

最後に・・・

私が和菓子の世界に入ったのは30代半ば。結構遅いのです。ある程度年齢がいっていたため、若い時に店に入り、修行をして、という王道の方法では、とても和菓子を身につけることは出来ないと考えました。

そこで、行ったのが「基本のレシピの研究」です。複数の和菓子レシピ本を見ながら、黄金比を見つけました。さらに、材料の特性から作り方のポイントを研究しました。

和菓子作りの世界は遠い存在、職人の世界と思われていませんか?いえ、決してそんなことはありません。

せっかくの日本のお菓子文化=和菓子。私は30代半ばからようやく携わるようになりましたが、決して遅かったとは思いません。この年齢だったからこそ、今のような「和菓子教室」という形で、和菓子を仕事にできたのだと思っています。

大好きな和菓子に関わる仕事をしてみたい方、今からでも決して遅くありませんよ。方法はいろいろとあります。ぜひ一緒に和菓子に携わっていきましょう。