11月20日に開催します「芋あんの会」のご案内です。
私、栗の次にさつまいもが好きで、さつまいもの和菓子と言えば、やっぱり芋ようかん。和菓子教室に芋ようかん作りは外せないと、芋あんの会を企画しました。
芋あんの会では「芋ようかん」作りがメインになります。
自分の中で、芋ようかんには二大ブランドがありまして、東の舟和と西の栗尾商店です。舟和は、ようかんと言いながら、材料に寒天を使わず、サツマイモ、砂糖、塩のみで、芋の味をストレートに感じられる濃厚なタイプ。一方の栗尾商店は、寒天を使い、あっさり、さっぱりと仕上げたタイプ。どちらも個性があって、それぞれにおいしいです。おいしさの甲乙を付けられません。
2タイプの芋ようかんのおいしさをぜひ味わっていただきたいと思い、芋あんの会では、この2タイプを作ることにしました。
こちらが濃厚タイプ
こちらがあっさりタイプ
サツマイモは2種類用意します。ホクホク上品な甘さが特徴の金時いもと、しっとりとして濃厚な甘さが特徴の安納いもの予定です。各々の特性を生かしたレシピで、サツマイモをふかして、丁寧に裏漉しして、ようかんを仕立てます。さらに、芋ようかんをアレンジして、きんつばも作りますので、芋好きにはたまらない、芋づくしの芋あんの会になります。
ふかした金時いもは、美しい黄色に
一方の安納いもは、鮮やかなオレンジ色。