ロスで和菓子を作る山本さんをご紹介します

yamamoto-san1-600x400

「和菓子に関わる仕事をしたい!」と、思われたことはありませんか?

和菓子を仕事にするには

  • 製菓学校に行く
  • 和菓子屋に勤める

という方法だけではありません。いろいろな方法・可能性があると思います。しかも、和菓子は世界では知られていません。これからまだまだ広がるチャンス!

これから和菓子を仕事にしたい方へ、ぜひ参考にしていただきたくて、世界で、日本で、和菓子のお仕事をされている方をシリーズでご紹介します。

本日は第1回目。アメリカ・ロサンゼルスで和菓子教室を開かれている山本知里さんをご紹介します。

 

山本さんと初めてお会いしたのは、今年4月でした

今年の4月、山本さんがちょうど日本に帰国されたタイミングで、あんこラボにいらっしゃいました。

山本さんにお話を伺うと、現在はロス在住で、和菓子をお仕事にしていきたいとのこと。

ご自身の経験や、考え、和菓子や和食への想いなどを、熱く熱く語っていただきました!本当にその想い(パッション)が強く、前向きな姿がとても印象的でした。

 

山本さんの近況は?

現在は、ロサンゼルスで和菓子のワークショップを定期的に開催されています。和菓子は練り切り作りが中心で、参加者は在米日本人、日系人の方のほかに、アジア系やそれ以外の方もいらっしゃるそうです。

先日も、和食と和菓子のコラボワークショップを開催されました。その時の様子がこちら。

yamamoto-san1-600x400

黒のコックコートを着た方が山本さんです

yamamoto-san2-600x400

今後は、和菓子を全く知らない現地の方々を対象に告知し、興味を持っていただきたいとのことです。

 

ところで、練り切り用の餡はどうされているのですか?

練切を作るには、練切り用の餡が必要。こしあん(白あん)に求肥を加えて作るのですが、それがそれが本当に大変な作業なのです。

こしあん作り、そして求肥作り、この2つは最も大変な作業のツートップのようなもの。日本なら、製あん屋さんもあり、また製菓材料店などでこしあんも購入できますが、アメリカではどうされているのでしょうか?

「餡は自分で作っています。白あんはほとんど手に入らず、見つける事が出来てもかなり高価です。だから、workshopではアメリカで手軽に入手できる材料を使い、家庭でも気軽に作れる内容をお伝えしています。」

山本さん、練り切り用の餡は、豆から炊かれてご自分で作られています。いやー頭が下がります。

 

ワークショップに参加された方の感想はいかがですか?

「食べる事が出来るArtだ、とおっしゃる方もいて、美しさを見て喜ばれます」

確かに、先日のワークショップで作られた和菓子も、形、色が美しい・・・やはりその美しさに感動されるのですね。

ところで、海外ならではのエピソードはありますか?

「練り切りの教室で、素材や作り方を全て説明した最後に、で、これは餅なんですか?と聞かれたこと。」

んー、向こうでは 和菓子=餅 なのですね。。。和菓子は餅だけではない!まだまだ開拓の余地大有りですね。

 

和菓子を仕事にしようと思われたきっかけは?

ところで、山本さんはなぜロスで和菓子を仕事にしたい、と思われたのでしょうか?そもそものきっかけ・理由をお伺いしてみました。

「以前、アメリカのフロリダ州に住んでいたことがあり、そこで目の当たりにしたのが日本食の変貌ぶり。糸こんにゃくのラーメン、人参とブロッコリーの天ぷら、天かすなどがのり、鰻のタレがかかった巻物の寿司などがあったのです!

また、日本食材は中華系マーケットなどで少しは入手できました。しかし鮮度や値段を考えると、アメリカの食材で日本食に近いものが作れないかと思い、いろいろ自分で作るようになりました。例えば、ヨーグルトで漬けたセロリの浅漬けなど。

日本のものが手に入りにくい、日本に想いを馳せて過ごしていた経験がある、といったことから、和菓子を地産地消で作っていきたいと思うようになりました。
またより伝統的なものと、異文化の中で生まれる新感覚のものを身近に家庭で再現してもらいたいという思いもあり、現在の和菓子ワークショップ開催に繋がったのだと思います。」

日本を離れているからこそ分かる日本の良さってありますよね。その良さをもっとたくさんの人に伝えていきたい!と、ワークショップを始められた山本さん。あんこラボでお会いした時の情熱の源はここにあったのですね。

 

山本さんはアメリカにお住まいですが、どのように和菓子を勉強されたのですか?

「洋菓子店に勤務したことはありますが、和菓子屋では働いたことはありません。帰国時に、和菓子教室に通ったり、インターネットにて講座を受けたり、和菓子職人さんからご教授いただきながら、独学で学んできました」

独学。やはりこれも「和菓子のすばらしさを伝えたい」という情熱があるからこそなのですね。

 

これからの夢や目標は?

「和菓子の可能性は無限であると感じています。

在米日本人にはアメリカでも愛される和菓子を、日系人の方々にはより本格的なものを、和菓子を全く知らないアメリカ人やその他の国の方々には日本文化の素晴らしさを、和菓子を通して少しでも伝える事が出来ればと思っています。

また、Workshopへの参加や販売品を試していただいて、和菓子や日本の食文化に興味を持っていただいたり、実際日本を訪れた時に本格的なものを知っていただければという思いがあります。」

山本さん、益々のご活躍を!頑張ってください。応援してます。

ワークショップの様子や開催スケジュールは、facebookで紹介されています。
Yamamotoya, wagashi workshop in Los Angeles, CA
https://www.facebook.com/yamamotoya.LA/


私も精進します。> <

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です