あんこの美味しさを一番味わえる和菓子は何か?
と聞かれたら、真っ先におすすめするのは「おまんじゅう」です。
おまんじゅう。これぞまさに和菓子。和菓子の代表選手。
材料はとてもシンプルで、小麦粉、砂糖、水、膨張剤の4つ。
これら4つの材料が生み出すおいしさは、究極のシンプルさとあんことの相性の良さ。
決してあんこの味と喧嘩することはなく、また、無いと何とも寂しい。
あんこ以外の相手とはどうも相性が良くなく、例えばどら焼きや大福のように、クリームやフルーツとの組み合わせなど決して考えられません。
そう考えると、おまんじゅうはまさに、あんこのためにあるようなものですね。
しかし、そんなおまんじゅうも、だんだんと日常的に食べる機会が減ってきています。
おまんじゅうを食べる機会と言えば、旅先で食べる温泉まんじゅうや、会社の出張土産にいただくおまんじゅう、お祝いの席の紅白まんじゅうなど(最近は、紅白まんじゅうも見かけなくなりましたが)。
どちらかと言えば、非日常的なおやつ。
また、日持ちさせるため、添加物が加えられていることも多いのです。
シンプルな材料で出来るおまんじゅうなのに、、、
だからこそ、おまんじゅうは手作りをオススメします。
材料だけでなく、作り方もとてもシンプル。
混ぜて、あんを包んで、成型して、蒸す、というたった4つの工程です。
もちろん保存用添加物を加える必要もありません。小麦粉、砂糖、水、膨張剤とあんこがあれば、ご家庭で簡単に作ることができるのです。
「ぜひ、おまんじゅうを手作りしてみませんか?」
あんこラボの11月つぶあんの会(11/13開催)は、つぶあん炊きと共におまんじゅうを作ります。おまんじゅうはお一人様4つずつお作りいただきます。
また、
「材料を混ぜる順番は?」
「膨張剤は何を使うのか?」
「どうしたらあんこをきれいに包めるのか?」
など、作りのコツをお伝えします!
11月つぶあんの会、残席数は1名様分です(9/24現在)
お申込みはお早目に!
下の写真は、つぶあん入りほうじ茶まんじゅう。
生地にほうじ茶と茶葉を加えたもの。
おまんじゅうを開けると、中にはつぶあんがぎっしりと詰まっています。
こんなおまんじゅうが作れるのも手作りならではですよ。
Manju is steamed bun with anko, red bean paste. The bun is made from flour or rice powder.