和菓子巡り 出張編 長岡のレポです。
長岡は新潟県の中央部に位置し、最近は長岡の花火大会で有名。江戸時代には7万4千石で栄えた城下町で、江戸期創業の和菓子屋さんがいくつもあります。
今回はJR長岡駅周辺の中心部と、長岡駅のお隣 宮内駅にある摂田屋を巡りました。
長岡へのアクセス、東京からは新幹線で1時間40分ほど。日帰りでも十分に楽しめるエリアです。機会があったら、ぜひ長岡和菓子巡りへ!
1. 江口だんごさん(摂田屋店)へ
JR宮内駅から徒歩10分ほどのところにある摂田屋店を訪ねました。摂田屋は醸造の町。醤油、味噌などの蔵が並び、素敵な雰囲気の町です
江口だんごさんの創業は明治35年。銘菓は笹団子や串団子など。他にもおこわやどらやき、プリン、大福などもありました。店内で作りたてのお団子をいただくことができます。
今回は喫茶でお菓子とお茶セットをいただきました。私はおはぎを注文。おはぎのもち米に隠し味の醤油が入っており、ほのかに甘塩っぱい感じがつぶあんとマッチして美味しかったですね。
イートイン席からは庭園も眺められ、当日はあいにくの雨でしたが、おかげでしっとり雰囲気の庭園が見られてとてもよかったです。
皆さま、お土産も購入し、店を後にしました。
2. 越乃雪大和屋さんへ
JR長岡駅から徒歩15分ほどのところにある、大和屋さんを訪ねました。創業は江戸後期の1778年です
大和屋さんの銘菓と言えば日本三大銘菓の一つ「越乃雪」。店名にもなっていますね
大和屋さんは店舗を昨年リニューアルされ、喫茶も併設されました。せっかくなのでお茶とお菓子をいただきました。
イートインのメニューは上生菓子やあんみつ、かき氷など。老舗の雰囲気を味わいながら、お茶もお菓子も美味しくいただきました。
2階には展示スペースがあり、当日はお茶会の会記が展示されていました。何やら男性だけのお茶会グループがあるそうで、そちらで作成されたイラスト入りの茶会記をいくつも拝見できました。素敵ですね~
3. 紅屋重正さん
大和屋さんから徒歩5分ほどのところにあります。
銘菓は酒饅頭の「大手まんじゅう」。創業は江戸後期の1805年、長岡藩の菓子御用達だったそうです。
大手まんじゅうは手のひらサイズ。食べ応えあります。新潟はさすが米どころ&酒どころ、美味しい酒まんじゅうが欠かせませんね。まんじゅう生地は米麹やイーストなどで発酵させており、ふんわりとしてました。中には黒糖あん入り。黒糖あんの酒まんじゅうは珍しいですが、コクがあって美味しかったです
4. 長命堂飴舗さんへ
紅屋重正さんから徒歩10分ほどのところにあります。
飴最中が銘菓の長命堂さんを訪ねました。創業は大正の頃。お菓子はほぼ飴最中のみです。
飴最中は名前の通り、最中の皮の中に水飴が入っています。これは驚きの一品で、昨年に初めて飴最中を食べたのですが、口に入れた時のインパクトの大きいこと。その食感は今も覚えています。
ただ今回は飴最中ではなく、翁飴のミニサイズを購入しました。翁飴は水あめを寒天で固めたもの。ゼリーのような感じです
長命堂さんの通り挟んで目の前にある川西屋さん。行く予定が、なんと定休日…あ~リサーチ不足でした、ごめんなさい。酒まんじゅうが有名だそうで、いつかリベンジしたいと思います
<番外編>
摂田屋の町中で見つけたパン屋さん、珍しい煮卵入りドーナツを購入しました。パンの中に丸ごと1個の煮卵入り。パンと煮卵、合いますね。美味しかったです
新潟は米どころなので、煎餅の種類も豊富。スーパーや駅の土産物屋に沢山並んでいました。お土産に酒米のせんべいを購入。サクサクして美味しかったです
以上です。
機会があったら、ぜひ長岡の和菓子屋さん巡りへ~
ちなみに、JR長岡駅から宮内駅の移動は電車が便利ですが、本数があまり多くないので、時間を確認してから行くのがおすすめです