【お悩みQA】こしあん作りの”白い粒”について

このページでは、皆さまから寄せられた和菓子作りのお悩みやご質問にお答えしています。
今回は「こしあん作り」でよくいただくご質問をご紹介します。


こしあん作りの工程で、ゆでた小豆を裏漉ししていると、時々、白い小さな粒が残ることがあります。
こんな感じの状態です↓

白い小さな粒がところどころにあります

この白い粒の正体は、小豆の「中身(=呉《ご》の部分)」です。
皮ではなく、豆の中の部分がうまくつぶれずに残っている状態です。

実はこれ、誰もが一度は経験するお悩み。私自身も、こしあん作りを始めた頃に何度か経験しました。

なぜ白い粒が残るの?

主な原因は、小豆のゆで時間が不足していること。小豆の中まで火が通っておらず、柔らかくなりきっていないと、裏漉しのときに中身がつぶれず、白い粒のまま残ってしまいます。

通常、小豆は吸水後に30分ほどゆでるのが目安ですが、小豆の品種や火加減によっては、もう少し長くゆでる必要があることもあります。

「柔らかくなったかな?」と思ったところから、さらに少しゆでてみてください。
指で軽く押して簡単につぶれるくらいまで、しっかり火を通すのがコツです。

もし白い粒が出てしまったら?

ご安心ください。もし裏漉し中に白い粒が出てしまっても、あわてなくて大丈夫です。
そのまま鍋に戻して、再度ゆでればOK。加熱することで、残っていた粒もしっかり柔らかくなります。

そして、もう一度裏漉しすれば、なめらかなこしあんに仕上がりますよ。

まとめ

こしあん作りのポイントは、「小豆をしっかり柔らかくゆでること」。
このひと手間で、裏漉しもスムーズにでき、より美味しいこしあんに仕上がります。

少し時間はかかりますが、手をかける分、仕上がりの美味しさは格別です。
ぜひ、あん作りの参考になさってくださいね。