【和菓子歳時記】七夕の節句は、素麺で

7月7日は七夕、五節句の一つです。

織姫と彦星の七夕ですが、今年は梅雨も明け、7日の夜は星がきれいに見えるといいですね。

各五節句にはゆかりの和菓子があります。桃の節句は桜餅、端午の節句は柏餅、重陽の節句は菊の和菓子。しかし、七夕と言えばコレというお菓子が思い浮かばないですよね。

昔々の平安時代には、索餅(さくべい)と呼ばれる縄状の小麦の揚げ菓子を食べていました。今の中華菓子の麻花のようなお菓子です

そして時代が移り、索餅(さくべい)からそうめんが生まれ、七夕にはそうめんを食べる習慣があったそうです。

今でも七夕にはそうめんという風習のご家庭もあるのでしょうか。

ぜひ今年の七夕の節句、そうめんで迎えてみませんか。

我が家では、そうめんを味噌汁に入れます。ナスとみょうがを添えて、味噌汁仕立てのにゅうめんも美味しいですよ。