6月になりました。さあ、6月の和菓子、若鮎と水無月を作りましょう!
特に水無月は6月限定の和菓子、今月を逃すと来年まで待たねばなりません。
どちらも手軽に作ることが出来るので、ぜひ作ってみてください。
若鮎とはどんな和菓子?
若鮎は、清流をのぼる鮎の姿を形にした焼き菓子。
生地はどらやきのようですが、正式名称は「調布」。材料は卵、砂糖、薄力粉、重曹など。中は求肥入り。もっちりとした求肥に、しっとり生地が合わさりとても美味しいです。
特徴は、鮎の目とひれの焼印。生地が焼き上がり、求肥を挟んだら、金串または専用の焼印で入れます。目とひれには個性が出るので面白いですね。
お店でも目やひれの形が異なり、可愛らしい鮎から、勇ましい鮎まで、バラエティに富んでいます。
材料、作り方はこちらをご参考に。動画でもご紹介しています。
若鮎のレシピ
https://ukishimania.net/wakaayu-recipe/
水無月はどんな和菓子?
水無月は、6月30日の夏越の祓の和菓子です。
形は三角、上に小豆の甘煮をのせています。
三角形の由来は、昔の暑気払いの氷。氷室から切り出した氷の形を表しています。一方の小豆は邪気を払う意味が込められているとのこと。
一般的にはういろうで作ることが多いですが、水無月の本場、京都では葛製もあります。
ご自宅で作るなら、ういろうが作りやすいです。材料は米粉や薄力粉など数種類の粉と砂糖、水。それらを混ぜて、型に入れて蒸します。
上の小豆は甘納豆を使うのがオススメ。甘納豆をのせるタイミングは、30分ほど蒸した後。甘納豆をのせて、5分ほど蒸すと水無月が出来上がります。
材料、作り方はこちらをご参考に。動画でもご紹介しています。
水無月のレシピ
https://ukishimania.net/recipe-minatsuki/
<過去の特集記事はコチラから>