おいしいコーヒーの淹れ方を勉強しています。
先日、コーヒーと焼き菓子教室「ドレナバン」の教室に参加。ドレナバンはパティシエでバリスタの遠藤潤子さんが主催する教室です。そこでハンドドリップでのおいしいコーヒーの淹れ方を教えていただきました。(ちなみに焼き菓子作りはエスプレッソブラウニー)
知らないことが山のようにありました。ドレナバンで学んだこと、本日はその中から「知るべし(;´Д`)」ということをシェアさせていただきます。これを知っておけば、いつものハンドドリップコーヒーがより美味しくなること、間違いなしですよ。
1. 沸騰したてのお湯を注がない!
やかんでお湯を沸騰させて、その熱湯をコーヒーに注いでいませんか?コーヒーの抽出に適した温度は85~90度です。そのため熱湯を注いでは、コーヒーがきちんと抽出されません(豆がヤケドするそうです)。熱湯をドリップポットに移し、そこからお湯を注ぐのが理想。もしポットが無い場合は、お茶の急須でもいいそうです。
こちらがドリップポット
2. コーヒーにも蒸らしの時間が大切!
コーヒーに少量のお湯をそそぎ、粉全体に均一にお湯が届いたら、20~30秒ほど蒸らします。この蒸らし作業が重要。蒸らすことで、コーヒーのおいしい成分が抽出されやすくなるそうで、いわばおいしいコーヒーを抽出するための準備運動だそうです。
3. お湯はコーヒーの中心に優しく注ぐ
蒸らしが終わったら、いよいよ本番。粉の中心にお湯を優しく注いでいきます。ちょうど500円玉の大きさで、円を描きながら注ぐとよいそうです。
フィルターの8割までお湯を注いだら、一度手を止めます。徐々にコーヒーに白い泡が浮いてきますが、これがコーヒーの「雑味」。この雑味である白い泡が落ちきる前に、再びお湯を注ぐことが重要です。そうでなければ、雑味も一緒に抽出されてしまいます。白い泡が落ちきる前!ですよ。
4. 入れる杯数量を抽出したら、終了!
3杯のコーヒーを淹れるならば、コーヒーサーバーの目盛り3杯のところで抽出を止めます。たとえフィルター内にお湯が残っていても、止める。抽出しきってしまうと、雑味まですべて抽出され、おいしいコーヒーにならないそうです。
ついつい私は、モッタイナイ…などと言いながら、最後まで抽出しきっておりました。
以上。4つのポイントを注意するだけで、コーヒーはとっても美味しくなります。本来の美味しさである「香り」と「コク」もあり、ついついブラックで飲みたくなるおいしさ。
自宅でハンドドリップコーヒーを淹れるけれど、何となくコーヒーの味が決まらないという方、ぜひ上記4ポイントを実践してみるといいかも。お試しください。
ハンドドリップコーヒーのおいしい淹れ方を知りたい!体験してみたい!という方は、5月3・4日開催の「あんことコーヒーのワークショップ」へいらっしゃいませんか。ドレナバンの遠藤 潤子さんが美味しい淹れ方を伝授しますよ。
私も実際にドリップポットで湯を注いでみましたが、500円玉を描くように注ぐのが意外に難しい。百聞は一見にしかず、体験するべし^^
【費用】4,000円(税込)コーヒーに合う和菓子2種類と洋菓子付き
(和菓子は柑橘を使った「桃山」とスパイスを使った「どら焼き」、洋菓子はあんバターサンドの予定です)
【残席数】5月3日はあと1名様、5月4日はあと4名様
【お申込み】お申込みは、こちらまで。https://coubic.com/ankolabo/293690
ぜひ、みんなでおいしい淹れたてコーヒー生活を始めましょう!