【和菓子巡り】愛知/半田・名古屋・常滑を巡りました

今回は愛知県の半田・常滑・名古屋を巡りました

以前から名古屋の和菓子巡りを開催したいと思いつつ、コロナで企画が流れ、ようやく念願の名古屋巡りです

今回は日帰り。しかも常滑にも立ち寄ったので、訪ねた和菓子屋さんは2軒のみ。でも名古屋の和菓子の魅力にすっかり取りつかれました。しばらく名古屋に通いたい!



1. 半田の松華堂さんへ

名古屋駅から名鉄で40分ほどの知多半田駅近くの松華堂さんを訪ねました。美しい棹菓子や上生菓子で有名な和菓子屋さんです

駅からお店までは徒歩10分ほど。お店の建物は風格があり、歴史を感じます。

お菓子は羊羹、棹菓子から、干菓子、焼き菓子、上生菓子、葛アイスなど幅広いラインナップ

お店に伺った時は、5~6人のお客様が来店されていました。お持たせや自宅用に購入されている方など様々。和菓子屋さんを訪ねると、どんな方がどんな和菓子を購入されているのかついついリサーチしてしまいます…

私は松華堂さんの銘菓「半田まんじゅう」「松かげ」「みそ松風」を購入。

半田まんじゅうは酒まんじゅう。写真を撮り忘れましたが、あまりにも美味しそうで、我慢できずに駅のホームで食べてしまいました。麹のいい香りに柔らかくふっくら生地、中の餡は上品な薄紫色のこしあんで、とても美味しくいただきました!

松かげ、みそ松風も美味しかったです。

2. 半田の松華堂さんの茶寮へ

松華堂さんの茶寮は店舗と別に、知多半田駅前にあります。

茶寮にも立ち寄り、上生菓子をいただきました。当日の生菓子は、葛製、外郎、ねり皮の3種類。外郎とねり皮は初秋の意匠でした。

ねり皮は初めて。愛知ではよくあるのでしょうか?

ねり皮についてお伺いしたところ、上新粉がベースとのこと。団子よりは水分が多く、外郎や餅とも異なる初めての食感…柔らかくてとても美味しかったです

半田は運河や醸造の町として有名で、お酢のミツカンの創業地。松華堂さんの目の前にミツカンの社屋やミュージアムがありました。ミュージアムの横には黒板の蔵や運河が整備され、ぶらり歩きも楽しいところ。とても素敵な町でした

3. 名古屋のむらさきやさん

名古屋で訪ねたのが、名古屋駅から徒歩20分ほど(地下鉄伏見駅から徒歩2分)のむらさきやさんです

むらさきやさんは上生菓子のお店として有名です。夕方近くに伺ったので和菓子が残っているか心配でしたが、無事に水羊羹、求肥(つぶあん入)、磯まんじゅう(こしあん入)を購入できました

むらさきやさんと言えば水羊羹、というほど人気の一品。初めて食べましたが、その美味しさに感動。その美味しさは表現するのが難しいので、機会があったら食べてみてください

磯まんじゅうは、こしあん入り。生地に何となく白味噌を感じました。お店の方にお伺いしていないので詳細は分かりませんが、こっくりとした深みのある美味しさ。こしあんにもやや塩分を感じて、とっても美味しかったです。ちなみにこしあんは「上りあん」と呼ぶそうですね

左:礒まんじゅう
右:求肥(焼印はすすきでした)


途中に立ち寄った常滑。路地が入り組み、迷路のような町。歩くとおしゃれなお店やかつての登窯の跡などもあり、素敵な町でした

素敵な器屋さんに出会いました
草餅カフェでひとやすみ
登窯の跡
土菅を再利用した路地
シーサー?も常滑焼