【東京・郷土菓子巡り】郷土菓子、アゼルバイジャンのスイーツって?

日本にあんこがあるように、世界各地にも郷土食材を使ったスイーツがあります。脳裏に残る懐かしい味。決して華やかではないけれど、素朴で優しいスイーツ、郷土菓子。

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最近、郷土菓子にはまっております。ポルトガルを訪れてからより一層、関心が高まりました。そもそも興味を持ったきっかけは、この方の郷土菓子をめぐる旅。

郷土菓子研究社の林さん。フランスから上海まで、各地の郷土菓子を求めて、自転車で旅をしたとか。。。

その郷土菓子研究社さんのカフェが東京・明治神宮前にあります。世界各地の郷土菓子をいただけるとのことで、早速行ってみました。

Binowa Cafe(ビノワカフェ)
東京都渋谷区神宮前6-24-2 芳村ビル2F

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スイーツのメニューは月替わり。その他、定番の焼き菓子メニューもあります。

最も興味をそそられたのが、不思議な形をしたスイーツ。アゼルバイジャンシェチェルブラです

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中は、クルミとカルダモン。周りはクッキー生地。クッキーなのに驚くほどに白い生地は、低温で焼いているからだそうです。独特の模様は、ピンで一つ一つつまんで作るとか。ひー、気が遠くなりそう。形は餃子のような、魚のような。

ひと口食べると、まさに異国の味がしました。カルダモンが効いてます。

このシェチェルブラ、ただのおいしい焼き菓子ではありません。アゼルバイジャンならでは。様々な文化が融合したスイーツなのです。

まず素材。クルミなどの木の実を使うのは、トルコやヨーロッパの影響でしょう。そしてカルダモン。スパイスと言えば、インド。インドのスイーツにはスパイス使いが多いですから、やはりその影響を感じます。

そして形。餃子のような形はきっと中国の影響でしょう。しかし表面の模様は、アラブの幾何学模様の影響かと思われます。えーっと、トルコ、ヨーロッパ、インド、アラブ・・・まさにシルクロード。

そう、アゼルバイジャンはシルクロードにあり、昔から様々な物が行き交う、文化の交差点でした。だから東・西・南・北の文化の影響を受け、スイーツもシェチェルブラのような融合スイーツが出来上がったのでしょうね。

黙って味わえばよいのですが、郷土菓子にはその背景を想像したくなる魅力が詰まっています。ただ美味しい…と食べれないのが郷土菓子の面白さ。あー、なんと素敵な郷土菓子。こんな素敵なお菓子を紹介してくれた郷土菓子研究社さん、ありがとうございます。

「郷土菓子を食べてみたい」という方はぜひBinowa cafeを訪れてみてくださいね。

林さんは本も出版されています。「郷土菓子について知りたい」という方には、林さんの本もオススメです。

林さんの郷土菓子旅の足跡をたどるなら、こちらの本がオススメ

 

林さんの郷土菓子のレシピを見るなら、こちらの本がオススメ

 

レシピ本の方は、1冊をあんこラボに置く予定です。お越しの際は、どうぞご自由にご閲覧ください。