和菓子巡り出張編 仙台のレポです。
仙台は江戸時代の仙台藩の頃からお茶が盛ん。歴史ある和菓子屋さんもいくつもあり、米どころゆえのもち屋さんもあり、上生菓子からもち、駄菓子、なじみの和菓子まで、和菓子の幅広さが仙台の特徴です。
今回は和菓子大好きな@kashi_aioiさんとのコラボ企画。日本三大駄菓子の一つ”仙台駄菓子”と、仙台で行きたかったお店合計4店を訪問。半日で巡りました。
仙台に行かれた際は、ぜひ仙台の和菓子屋さんを巡ってみてくださいね
1. 日立家さんで駄菓子作り体験
仙台に残る2つの駄菓子屋さんの一つ、日立家さんの駄菓子作り体験に参加しました。
実際に店内の厨房に入り、駄菓子作りの一部を体験できるもの。どんなお菓子を作るかは当日のお楽しみですが、今回はごまねじりを作りました。
生地の両端を持ち、優しくねじるのですが、形よく作るのが難しく…お店の方に教えていただき、全員で楽しく作り上げました。
厨房内では職人さんの作業も行われ、その様子を横目で見ながら、塩釜の紫蘇のいい香りもかぎながら、贅沢な時間を過ごすことができました。
作った駄菓子はいくつか持ち帰り、家でゆっくりと味わいました。駄菓子は噛みしめるほどに美味しさが増すお菓子ですね。
日立家さんへのアクセスは、仙台駅からバスで10分ほどです。
2. 熊谷屋さん
続いて、仙台駄菓子の老舗、熊谷屋さんを訪問しました。
創業は江戸の元禄8年。歴史は約300年ほど。伊達藩の時代から駄菓子を作り続けています。これから先もずっと続いてほしいですね。
各種駄菓子が販売されていましたが、嬉しい詰め合わせパックあり。いろいろな駄菓子を食べてみたいので、詰め合わせは嬉しいですよね。
マコロンや黒パン、きなこねじり等々。どれも美味しくいただきました。
熊谷屋さんへのアクセスは、仙台駅から地下鉄が便利。北四番丁駅から徒歩ですぐです。
3. 売茶翁さん(ばいさおう)
上生菓子や干菓子、そしてどらやきも銘菓の売茶翁さんへ。
お店はシックな佇まい。戸口を開けると、すぐにお菓子のショーケースがあり、季節の上生菓子を選ぶことができます。
ちょうど訪れた6月は葛や水羊羹、錦玉などがあり、どれもため息が出るほどの美しさ。水羊羹と外郎を購入しました。お茶をされている方にはお馴染みのみちのく煎餅もありました。
売茶翁さんへのアクセスは地下鉄の勾当台公園駅から徒歩8分ほど。
今回は熊谷屋さんから徒歩移動で、15分ほどでした。
4. まめいちさん
仙台でぜひ訪れたい和菓子屋さんTOP1のまめいちさんへ、念願の初訪問を果たしました。
独創的な和菓子作りをされているまめいちさん。形だけでなく、味、和菓子作りのスタイルがとても興味深く、今回は店主さんからお菓子作りの話しもお伺いでき、感無量。嬉しかったですねー
訪問した日は、6月16日の和菓子の日にちなんだ「元気餅」がありました。名前の通り、元気が出るお餅。もちにはかつお節や味噌なども使われ、何ともいい味で、美味しくいただきました。
これからもどんな和菓子を作られるのか、とても楽しみです。
まめいちさんへのアクセスは、地下鉄の勾当台公園駅から徒歩5分ほど。売茶翁さんから徒歩5分ほどです。
最後に
和菓子巡りのラストは村上屋餅店さんの予定が、、、なんと定休日。
仙台駅から15分も歩いた先で、下りたシャッターと定休日の張り紙を見た時のショックと疲労感。
Oh my God。皆さん、歩かせてごめんなさーい
村上屋さんのずんだ餅、とても美味しいので、機会があったら食べてみてください