11月某日、快晴。和菓子好きの5名様と、東京・大田区を巡りました。
久しぶりのあんこ巡り。コロナ禍になって、出歩く機会も減りましたが、歩いて美味しいものを訪ねることは、何とも楽しいもの。
大田区は、都内でも随一の和菓子屋さんの数。面積も23区で最も広く、人口も70万人以上(世田谷、練馬に次いで3番目)ゆえでしょうか。
しかも昔ながらの町の和菓子屋さんから、専門店までいろいろあって、和菓子巡りにはもってこいのエリアなのです。
さすがにすべてを回ることは出来ないので、今回は蒲田~大森エリアに絞りました。
さっそく、大田区巡りスタート。
スタートは、京急蒲田駅。
1軒目は、駅のすぐ目の前にある「志ら井」さんへ。
1848年創業の志ら井さん、名物はコシヒカリで作るお団子。前回の訪問では、お目当てのみたらし団子は売切れでしたが、今回は無事に購入ヽ(・∀・)ノ
その他、大福やおまんじゅう、赤飯に海苔巻きなど、まさに街の和菓子屋さんの和菓子ラインナップ。どれも美味しそうで、あれもこれも食べたい、買いたいと思うも、1軒目なので、団子と海苔巻きのみを購入しました。
皆さまもお団子や大福、海苔巻きなどを購入されていましたよ。
続いて、徒歩で2軒目へ
2軒目は「木村屋谷口商店」さん。甘納豆の専門店です。お店は京急蒲田駅から5分ほどのところにあります。
甘納豆は、小豆をはじめ、大納言、お多福豆(そら豆)、金時、うぐいす豆、そして大粒の花豆!
花豆の甘納豆は美味しいですよね。自宅で作るのは難しいので、甘納豆は専門店で買うに限りますね。さっそく花豆を購入。
お店の方にマスクもいただき、次のお店へと徒歩移動しました。
3軒目は、お芋専門店の「甘藷まれのや」さん。鳴門金時やシルクスイートなどを使った大学芋やふかし芋、スイートポテトのお店です。
今回は大学芋を購入。購入してから芋に蜜をかけてくれるという、丁寧ぶり。帰ってからさっそく自宅で食べましたが、外はパリッと、中はしっとりとして美味しい大学芋でした。
続いて、徒歩で4軒目の「吉田屋製菓店」さんへ。お店は大森町駅の商店街にあり、レトロな佇まいがいい雰囲気。
通りに面して置かれたガラスのショーケースには、名物の大福や、あんドーナツ、おこわ、赤飯などが並び、どれも心惹かれるものばかりでした。
今回は名物の大福(つぶあんとこしあん)を1つずつ購入。今月は栗の大福やずんだ大福もありました。
吉田屋さんを出て、てくてく歩いて5軒目へ。
5軒目は、1715年創業の「餅甚さん」。お店は美原通り沿いにあります。名物はあべ川餅。その他、団子やおはぎ、栗蒸羊羹、しぐれ、どらやき、栗饅頭など。
前回あべ川餅を購入したので、今回は生菓子(栗しぐれ)を購入しました。
続いて6軒目のかりんとう専門店「十五屋」さんへ。餅甚さんからは徒歩20分ほどのところにあります。お店は民家の軒先にあり、間口は小さく、知らないと通り過ぎてしまいそうです。
が、なんと今日は臨時休業・・・(涙)
ということで、6軒目は残念ながら訪問できませんでしたが、約2時間で5軒を巡ってまいりました。
ご一緒いただきました皆様、ありがとうございました。
皆さまも、ご友人やご家族を誘って、都内の和菓子屋さんを巡ってみませんか?
次回は北区を巡ります。