【東京あんこ・和菓子巡り】今注目の奥神楽坂から早稲田まで、老舗と新しいお店を巡りました

都内の和菓子屋さんを巡る、東京あんこ・和菓子巡り。今回は神楽坂~早稲田編。老舗と最近オープンされたお店を3軒を訪ねました。

神楽坂は昔から和菓子好きに人気のエリア。神楽坂通りには、紀の善さんをはじめ、梅花亭さんや五十鈴さんなどの老舗が並びます。

しかし今回は、今注目の奥神楽坂からスタート。早大通りを歩き、早稲田まで歩きます。神楽坂~早稲田はメトロ東西線でちょうど1駅分。歩くと15~20分ほどの距離。お散歩にもおすすめです。

1軒目は、神楽坂駅出口すぐの老舗の「清水」さんへ

神楽坂駅の矢来町方面出口を出て、すぐのところにあります。茶道をされる方にはおなじみの和菓子処・清水さん。季節の上生菓子を中心に、どらやきや餅菓子なども販売されています。

お店に伺ったのは8月下旬。ショーケースには初秋のお菓子が並びます。練切や金団など、どれも美しく、心ときめくものばかり。何とその中に浮島を発見!ほんのり秋色の浮島、美しいですね。

どれを買って帰ろうか、ショーケースの前でしばらく悩みましたが、最終的に浮島と蒸しきんつばを購入。どちらも上品な甘さで、とても美味しかったです。

お店の方はとても親切で、質問をすると、丁寧にお菓子の説明をして下さいました。

 

2軒目は、今春オープンされた人気の「おはぎと大福」さんへ

神楽坂駅出口から路地を入り、5分ほど歩くとお店があります。

お店はちょうど夏のポップアップショップ期間中で、通常のおはぎに加えて、お茶のおはぎ、お茶もち、水もちなどがありました。

定番のつぶあんと限定の山椒おはぎを購入。おはぎはひと口サイズで、お茶菓子にちょうどいいですね。また手土産などにも喜ばれそうです。もち米には大葉入り。いいアクセントで、あんと一緒に美味しくいただきました。

お店はひっきりなしにお客さんが訪れ、仕事途中の男性客もお見かけしました。おはぎは老若男女、みなさんに人気がありますね。

3軒目は、早稲田鶴巻町の七里香さんへ

神楽坂から早大通りに出て、早稲田方面へ歩きます。

早大の大隈講堂から数分のところにある、七里香さん。オープンは2017年頃。最近移転されて、お店はモダンでおしゃれな雰囲気です。

店内には木箱のケースが置かれ、中には練切りやもち菓子などの生菓子や、どらやきやシフォンなどの焼き菓子が並びます。

どれも食べたい心をくすぶる商品ラインナップ。全種類買って帰りたい…と思いましたが、さすがに食べきれないので、どらやきともち菓子2個で我慢。

以前、百貨店の催事で七里香さんのどら焼きを購入しましたが、今回はオレンジピール入りつぶあんのどらやき。生地はしっとりとして美味しかったですねー。

もち菓子はシャインマスカット大福と七里香餅を購入。七里香餅はあん入りのもちで、周りにはったい粉がまぶされています。はったい粉の香りがとてもよく、美味しくいただきました。


七里香餅


シャインマスカット大福

お店の奥に厨房があり、小窓のガラス越しに中の様子を見ることが出来ます。ちらりと覗くと、どらやきを焼く大きな銅板を見ることが出来ました。

七里香さんは、定番のお茶菓子から、上生菓子まで購入できるので、自分用にも手土産用にも購入できるのがいいですね。

以上、奥神楽坂から早稲田を歩く、あんこ巡りでした。

都内や全国各地の和菓子巡りの様子は「和菓子・あんこ巡り/旅レポ」にてご紹介しています。