東京和菓子巡り第6弾。今回は世田谷区の三軒茶屋から下高井戸を巡りました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回の和菓子巡りルートは?
東急世田谷線沿いを歩く、和菓子旅。
2両編成の世田谷線は、世田谷の街中を抜けるように走るので、電車に乗りながら生活感を感じられる楽しい路線です。
自分も学生時代を過ごしたエリアなので、懐かしく思い入れもあるんですよね。
スタートは三軒茶屋の「伊勢屋」さん。キャロットタワーから歩いて数分。店前の枝垂れ桜が和の風情を感じさせます。
都内に伊勢屋の屋号を持つ和菓子屋さんが数多くありますが、こちらも暖簾分けされたのでしょうかね。
店内のショーケースには、水ようかんをはじめ夏の和菓子が並んでいました。その他、おこわやどらやきなども。
私は夏に嬉しいずんだ餡入りのお餅を購入。柔らかいお餅とずんだ餡が美味しかったですね。
続いて、松陰神社前へ移動
三軒茶屋から世田谷線に乗り、松陰神社前へ移動。
松陰神社はご存じ幕末の吉田松陰を祀った神社。
この近辺は美味しいお店の宝庫なのです!メルシーベイクにブーランジェリースドウさんなどなど。
ただ、多くのお店の開店時間が11時以降なので、今回は駅前の「ニコラス精養堂」さんのみに立ち寄りました。
ニコラス精養堂さんは明治45年創業のパン屋さん。昔からの親しみある街のパン屋さんの雰囲気で、パンだけでなくケーキや和菓子(松陰饅頭)もありました。
最近はおしゃれパン屋(ブーランジェリー)が多くなりましたが、昔なじみのパン屋さんが残っているのは嬉しいですね。
あんぱんを購入したかったものの、朝10時半ですでに売切れ?・・・残念。
代わりに懐かしのシベリアを購入しました。ふわふわカステラに羊羹を挟んだシベリアは、いつ食べても美味しいですね。ホッとする懐かさを感じさせるおやつです。
続いて向かったのは、隣駅の世田谷駅から徒歩5分ほどの「鹿港」さんへ。肉まんやあんまんの名店です。
店内からはもくもくと上がる湯気と蒸気。蒸したてを購入できるのが鹿港さんの嬉しいところ。あんまんを購入し、店前で早速いただきました。
あんはごま入り、そして生地がふわふわで、ほんのり甘く、とても美味しいですねー。鹿港さんに行列する理由がよく分かりました。
さらに10分ほど歩き、上町、宮の坂を抜け、次の「まほろ堂蒼月」さんへ。
おしゃれな雰囲気の和菓子屋さんです。店内のショーケースには豆大福やどらやき、上生菓子などが並びます。
どれにしようか迷いましたが、お店の方のおすすめ、青えんどう豆入りの豆大福を購入しました。
自宅に帰ってからいただきましたが、餅も柔らかく、あんも美味しかったですね。またぜひ食べたい豆大福です。
そこからさらに徒歩10分。豪徳寺の東肥軒さんを訪ねました。
豪徳寺にちなんだ招き猫の最中などが銘菓です。こちらでは蒸しきんつばと最中を購入。美味しくいただきました。
最後は、終点の下高井戸へ
山下駅から世田谷線に乗り、下高井戸へ移動。
最後に訪ねたお店は、下高井戸駅から徒歩30秒の「三笠家」さん。
古くからある街の和菓子屋さんです。団子をはじめ、季節の和菓子や、生菓子がありました。こちらでは青梅(珍しい、味噌あん入り)とゆべしの下高井戸餅を購入。特にゆべしが美味しかったですね。
以上、和菓子巡りでした。
世田谷線沿線の旅、今回は和菓子屋さんを巡りましたが、コーヒーやパン、洋菓子なども含めると、魅力的なお店がたくさんあります。1回では物足りない、何回も足しげく通いたいエリアです。
休日に皆さまも世田谷線沿いを巡ってみませんか。