YouTubeにあん入りの雪平(せっぺい)の作り方動画をアップしました。
雪平は求肥にメレンゲを入れたもの。ふんわりとして、柔らかくて美味しいのです
ぜひ作ってみてください!
ところで、雪平や求肥作りで難しいのが、包あん(あんを包むこと)
大福に比べて生地が柔らかく、あんを包む間にもちが手につくし、もちがひび割れるし、、、
「あ”ー、もう嫌!」と、私も何度投げ出そうとしたことか。
でもご安心ください。最初は苦労するもの
何度かもちを包むうちに、手が慣れ、上手に包あん出来るようになります
練習あるのみです。
おすすめの練習法は、ゴルフボールを使うこと
サイズがもちや饅頭と同じなので、ちょうどよいのです。
練習その①
右利きの方は左手に、左利きの方は右手にゴルフボールをのせ、手を丸め、ボールを包むように持ってください
ボールを持つ感覚を手に覚えさせると、包あんしやすくなりますよ
練習その②
ゴルフボールを持ったまま、ボールを時計回りに回転させます(左利きの場合は反時計回り)
回転時のポイントは2点
・親指でボールを押しながら、回すこと
・ボール上の文字が同じ位置で回るように、回転させること
↓ 右回り
↓ 右回り
練習その③
右手(左利きの場合は逆)の指を軽くボールにのせ、ボールを回す支点にします
実際の包あんでは、回すとあんが上に出そうになるので、右手でおさえています
最初は練習①~③を1週間続けてみてください。1週間でも包あんは上達しますよ。
包あんは和菓子の技術の一つ。
若い20代の頃からやっているわけではなく、
指も思い通りに動かないので、完璧な包あんをマスターするのは難しい、
と私は考えています。
だから、完璧で美しい包あんを目指すのではなく、自分の出来る範囲できれいに包むことを目指しています。
何よりも、楽しく包あんしましょ!