【和菓子巡り】沖縄・那覇の食材・お菓子を巡ってきました

一昨年から行きたいと思っていた、沖縄。去年はチケットを予約するも、コロナで断念。。。

先日、ようやく沖縄へ行ってまいりました

沖縄は食文化が豊か。沖縄のお菓子と言えば、ちんすこうやサーターアンダギーを思い浮かべますが、昔から様々な国との交易があった沖縄

アメリカの影響もあって、お菓子は和もあり、洋もあり。そして、中華の影響を受けた琉球菓子もあり、他にはない多様性が沖縄のお菓子の魅力

だから研究すればするほど、惹かれるのです。

今回の滞在はわずか1日。那覇のみを巡りましたが、機会があったら南部~中部・北部を巡ってみたいですね

那覇で見つけたお菓子や食の一部をご紹介します。やっぱり沖縄の食は沖縄で食べるのが一番ですね。


沖縄は発酵大国。味噌もよく食べられています。お昼にいただいた「とまり食堂」さんの味噌汁定食。

玉那覇味噌醤油さんの王朝味噌を使った味噌汁は、大きな豆腐に昆布、豚肉も入って、栄養満点、お腹一杯になりました。豆腐を使った品々も美味しかったです

沖縄のお酒と言えば、泡盛。首里の泡盛メーカー「瑞泉」さんを訪ねました。赤い甕で泡盛を製造中。試飲も出来ました

沖縄を代表するお菓子、謝花きっぱんさんの「きっぱん」と「冬瓜漬」。

きっぱんは沖縄の柑橘を煮詰め、すり蜜でコーティング。冬瓜漬は、冬瓜を砂糖で煮詰めたお菓子。どちらも琉球王朝時代からの伝統菓子。深い味わいのお菓子でした

琉球菓子のピンク色の松風(マチカジ)と花ぼうる。松風は小麦のせんべい菓子で、結納に欠かせないそうで、花ぼうるは花模様の焼き菓子です。牧志のお菓子屋さんで購入しました

田芋(ターンム)パイ。田芋は里芋の一種で、甘くした田芋あんをパイやあんぱんに入れています。こちらは田芋工房さんの田芋パイ。里芋ならではのねっとり感が特徴です

沖縄3大饅頭の一つ、ペーチン屋さんの天妃前(てんぴぬめー)まんじゅう。月桃の葉の上にまんじゅうが載っています。中餡は何とはったい粉あん。はったい粉に黒糖と砂糖を加えて甘くしたもの

まんじゅうはうどん生地に近かったので、おそらく材料は中力粉かな?ツルっとして美味しかったです

首里の武村松月堂さんにて見つけた、黒糖落雁。模様は琉球国王、尚家の家紋「左三巴紋」です。中にあんが入って、素朴な美味しさ。お店の雰囲気が素敵でした

今回の那覇・食巡りは、モノレールと徒歩で移動。那覇在住のお友達にガイドしていただき、日帰りでも那覇を充分に満喫できました。

東京~那覇間は飛行機の便数も多く、日時によっては超格安のチケットもあります!

これからも時間を見つけて沖縄の食の魅力を探っていきたいですね。