前回の「煮豆研究会その1」に続き、青えんどう豆の甘煮作りです。
前回は、豆は柔らかく煮あがったものの、砂糖を入れて煮詰めたことで、豆が固くなってしまいました。
試行錯誤を重ねること1週間。ついに、柔らかい青えんどう豆の甘煮が完成しました!
圧力鍋を使ってみたり、豆の吸水日数を3日間にしてみたり、とあれこれと試行錯誤。どれもうまくいきませんでした。
しかし、あることに気が付き、改善したところようやく成功しました。
改善したこととは?
ずばり「重曹の量を増やす」こと。
豆をゆでる時に加える、重曹の量を増やしました。劇的に豆の皮が柔らかくなったのです。
さらに、豆をゆでる水も計量。水の量が決まれば、重曹の濃度を計算できます。
これまでは、水を計量せず、重曹を入れていました。そのため、重曹の濃度が薄く、皮が柔らかくならなかったようです。
青えんどう豆の皮が柔らかくなる濃度は1%以上。400ccの水ならば、重曹は4g必要です。びっくりするほど豆の皮は柔らかくなります。
なお、重曹を増やしたため、重曹の苦みやニオイが残ります。
豆がゆであがったら、必ずゆでこぼしてください。ゆで水は捨てます。
詳しいレシピは、下記のリンク先でご紹介しています。
ぜひお試しください。
青えんどう豆(うぐいす豆)の甘煮の作り方
青えんどう豆(うぐいす豆)をゆで、砂糖で味付けする甘煮を作ります。 青えんどう豆は、皮は固いのに、豆は柔らかい、という相反する特徴を持つ豆。 皮を柔らかくするため...