小豆の美味しさを味わうなら、おすすめのぜんざいは関西風

先日、晦日にぜんざいカフェを開催しました。

お越しくださいました方、年末のお忙しい折りの寒いところありがとうございました。感謝申し上げます。


じつは今回、改めて関西風ぜんざい作りに挑戦しました。

ぜんざいには関西風と関東風があり、関西風は汁気多めのつぶありタイプ、関東風は汁気少な目のつぶあり/つぶ無し(両方あり)タイプです。

関西・関東のぜんざい、どちらも良さがありますが、小豆の美味しさを味わうなら関西風を、あんの美味しさ(甘さ)を味わうなら関東風と決めています。

関西風のぜんざいとの初めての出会いは、かれこれ7~8年ほど前の京都でのこと。茶寮宝泉さんの白小豆のぜんざいでした。

お椀の中の白小豆はまるでパールのような美しさ。澄んだお汁はほんのりとした甘さで、ぜんざいの美しさと美味しさに衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。

その時の感動を、そろそろ自分でも再現できないなあと思い、今回の関西風ぜんざいのカフェ開催に至ったわけです。

今回、試行錯誤して、宝泉さんのような美味しいぜんざいにはまだまだ及びませんが、まあまあ美味しく出来るようになったので、ここでレシピをご紹介したいと思います。

作り方のポイントは、小豆とお汁を別々に作ること。そうすると澄んだお汁の関西風になります。

<関西風ぜんざいの作り方(2人分)>
【材料】
・小豆:100g
・水:適量
・白ザラメ糖:100g(80gと20gに分ける)
・重曹:0.7g
※小豆は普通の小豆、白小豆、大納言のどれでもOKです

①つぶあんを作る要領で、豆を柔らかくゆでます
下記のつぶあんレシピをご参照ください
つぶあんの作り方

②小豆に白ザラメ糖80gと水30ccほど加え、沸騰させます

③沸騰したら火を止め、蓋をして1~2時間置きます

④白ザラメ糖20gと湯100ccを鍋に入れ、沸騰させ、シロップを作ります

⑤小豆を鍋で温め、お椀に小豆とシロップを入れます

⑥白玉団子や焼いた餅を入れて、完成です

ぜひお試しください。