【実験】北海道大納言と丹波大納言の違い|作り比べ・食べ比べ

またまた実験シリーズです!
今回は北海道大納言と丹波大納言を比べてみました。

それにしても、小豆は追究してもしつくせませんねー。
本当に面白い・・・これこそあん作りの極みだと思います^^

大納言小豆は、粒が大きく、つぶあんやぜんざいにするととても美味しい小豆です。

先日、小豆について書籍で調べていたところ、

「北海道の大納言は皮が固く、丹波は柔らかい」という記述を見つけました。

果たして、どれほど皮の固さ・柔らかさに違いがあるのか?と疑問が湧き…

そこで今回は、
北海道大納言と丹波大納言を実際に作り比べ、食べ比べてみました。


大納言小豆とは?

大納言小豆は、一般的な小豆よりも粒が大きく、煮ても割れにくいのが特徴です。

そのため

  • つぶあん
  • ぜんざい

など、粒を活かした和菓子に向いています。


実験内容

今回は同じ条件で、

  • 北海道大納言
  • 丹波大納言

をそれぞれゆで、つぶあんに仕上げて比較しました。

ゆで時間はしっかりと時間をかけ、
約4時間かけて柔らかく炊き上げています。

左が北海道、右が丹波です

結論|大きな差はないが、わずかな違いあり

結論から言うと、

大きな違いは感じられませんでした。

ただし、よく観察すると
それぞれに特徴があります。


① 皮の柔らかさの違い

食べ比べてみると、

  • 丹波大納言 → やや柔らかい印象
  • 北海道大納言 → ややしっかりめ

という違いをわずかに感じました。

ただし、はっきりとした差というよりも

「少し違うかな?」という程度です。

北海道産大納言
丹波大納言のつぶあん

② ゆで時間の違い

小豆の粒サイズは、丹波大納言の方がやや大きいのですが

豆が柔らかくなるまでの時間は、

ほぼ同じ

でした。

どちらも大粒のため、しっかり時間をかけてゆでる必要があります。


③ 色の違い

これははっきりと違いが出ました。

  • 北海道大納言
     → 明るい小豆色
     → 赤みがきれいに出る
  • 丹波大納言
     → やや深みのある紫色

仕上がったつぶあんの印象も変わり、

北海道は「明るく華やか」、
丹波は「落ち着いた上品さ」がありました。

左が北海道産、右が丹波大納言(画像だと違いが分かりづらいですね…)

④ 食感・粒感の違い

丹波大納言は粒がしっかりしており、

煮崩れしにくく、粒をしっかり味わえるつぶあんに仕上がりました。

丹波大納言は豆自体が大きいので、存在感がありますね。

一方で北海道大納言も美味しいのですが、

どちらかというと

豆はやや煮崩れ、あんが均一でなじみやすい食感

という印象でした。

丹波大納言。粒がしっかりと残る、深みのある色のつぶあんになりました
北海道産の大納言のつぶあん。やや明るめの色のつぶあんが出来ました

大納言を美味しく炊くコツ

今回の実験で改めて感じたのは、

大納言は時間をかけてゆでることが大切

ということです。

粒が大きい分、
短時間では中まで柔らかくなりません。

今回は約4時間かけてゆでましたが、

しっかり時間をかけることで、

  • 豆がふっくら柔らかくなる
  • つぶあんもねっとりとした仕上がりになる

とても美味しく仕上がりました。


まとめ|どちらも美味しい、違いを楽しむ

今回の結果をまとめると、

  • 大きな差はない
  • ただし、色や粒感に違いがある

という結果になりました。

どちらが良い・悪いではなく、

  • 明るく華やかな北海道大納言
  • 粒感が際立つ丹波大納言

それぞれの良さがありますね。

同じ「大納言」でも、産地によって少しずつ表情が変わります

違いを楽しみながら、ぜひ大納言でつぶあんを作ってみてくださいね。