先日、お越しいただいたお客様から、質問をいただきました。
「つぶあんとつぶしあんの違いは何でしょうか?」
どちらも同じ、つぶあんのように思えますが…じつはこの2つ、違います。
つぶあんとは、小豆一つ一つをつぶさないように炊いたつぶあんのこと。柔らかく炊いた小豆を蜜漬けし甘くしてから、こしあんに加えて、餡を作ります。
一方のつぶしあんは、小豆がややつぶれた状態のつぶあんのこと。柔らかく炊いた小豆に砂糖を加えて、練って作ります。
この2つのあんは、お菓子によって使い分けます。例えば、生菓子、餅菓子などにはつぶあんが使われ、つぶしあんは、たい焼きやどら焼きなどの焼き菓子などに使われています。
お店によっても使い方はそれぞれ。
どちらが美味しいかは、お好みですが…つぶしあんの方が、小豆も、皮も、餡も一体となり、小豆を味わいつくしている感じがします。
ちなみに、あんこラボのつぶあんの会では、つぶしあんを作りを行っています。
本日は、つぶあんに関する豆知識のご紹介でした。