青えんどう豆のうぐいすあんの和菓子

4月の季節のあん作り、今年も「うぐいすあん」を作っています。

うぐいすあん、最近食べました?残念ながら、昔ほど見かけなくなったと思います。

見かけるのは、うぐいすあんぱんくらい。和菓子はどうだろうか?

ということで、日本全国のうぐいすあん和菓子を探してみました!

 

ありましたよ。こんな個性的な和菓子が。

じゃん、

その名も「くろ玉」

山梨の銘菓です。

見た目の通り、外側は真っ黒。

中に、うぐいすあんが包まれています。

外側の黒は、黒糖の羊羹。

サイズは直径3cmほど。ひと口でパクっといただきます。

じつは、黒糖と青えんどう豆の相性は抜群。

私も黒糖どらやきで実証済み。

青えんどう豆は、豆の中では味が強め。だから合わせるのなら、黒糖のような濃い味を持ってくる方が合うのですね。

こちらのくろ玉、なんと誕生したのは昭和4年。90年近く続くロングセラーな一品でした。ぜひ機会があったら、食べてみてくださいね。美味しいですよ。

くろ玉は、山梨県内の店舗や、都内を中心とした百貨店でも購入可能です。

澤田屋くろ玉
http://www.kurodama.co.jp/

 

春の和菓子を京都で見つけました

春になると、和菓子屋さんの店頭に並ぶ、色とりどりの和菓子。

桜餅やうぐいす餅、パステルカラーの生菓子、、、じつに華やか。

 

華やかなお菓子もいいのですが、

どちらかと言えばひっそりと佇む姿の和菓子が好きです。

 

先日訪れた京都。

素敵な春の和菓子を見つけました。

塩芳軒の本わらび餅

(本わらび粉の餅と、中は黒糖あん)

そして、

松寿軒の薯蕷まんじゅうと黄身時雨

(黄身時雨の周りは、さらし餡です)

さあ、春を味わいに、和菓子屋さんへレッツゴー。

羊羹コレクション2017に行ってきました

先週末、東京・青山で開催された「羊羹コレクション(Yokan collection)」に行ってきました。

羊羹コレクションとは、羊羹の魅力をより広く発信するため、全国のメーカーが参加する展示・即売会。7年前から開催されているそうで、今ではパリやシンガポールでも開催されているとか。

今回の青山では、7~8社程が参加。羊羹の歴史を知るトークショー(とらや)や、ライブイベントー和菓子の未来(鈴懸)、羊羹と日本酒のコラボ(越乃雪本舗大和屋 x 朝日酒造)など。試食・試飲もついて、美味しいイベントでした。

イベントの様子はどうぞ写真をご覧ください。

 

最初は、とらやのあんペースを甘酒と共に

鈴懸さんのデモンストレーション。1つ1つ職人さんの手作り

鈴懸さんの3種類のお菓子(れんげのお菓子が羊羹。ジャスミンティーをかけていただきます)

鈴懸さんのお菓子は全てコードNo付。プロジェクトですねぇ

No.37の最中(白あんに、くるみ、しょうゆ、山椒入り)

No.52どらやき(つぶあん、いちじく、ブルーチーズ)

大和屋と朝日酒造のコラボ

桝の羊羹に久保田の大吟醸をかけて、いただきます

小豆と日本酒コラボのカギは小豆の渋だったそうです

久保田!おいしかった大吟醸!

熱海の常盤木羊羹。VSOP入りだとか

試食のお菓子はどれも美味しく、新しい食べ方、素材との組み合わせ方など、さすがだなーなんてことを思いながら食べていました。

羊羹ってやっぱり「ハレの日」のお菓子。ケではない。だからこそ、色、形、素材、食べ方など、斬新に変えても面白いのかもしれません。みなさんならどんな羊羹を作りますか?私は「甘くない羊羹」「出汁をかけて食べる羊羹」「焼き羊羹」とかね。

なお、羊羹コレクションの海外での反応は、パリでの反応が7に対して、シンガポールでは30程だったとか(数字はややうる覚えですみません)。アジアでの和菓子人気高し。和菓子もこれからはアジアですね。^^

以上、イベントレポでした。

ちなみに「羊羹」の漢字の中に3匹の羊がいます。見つけてみてくださいね。

 

新豆シーズン到来です

11月は新豆のシーズン。

新豆とは今年収穫した豆のこと。「新」と聞くと、何となく嬉しくなりませんか?。初物好きな方は「待ってました!」と新豆を心待ちにされていたのでは。

ただし餡を作る場合、必ずしも新豆の方がいい、という訳ではありません。去年の豆も十分に美味しく、むしろ去年の豆の方が安定して炊けると考えています。

とは言え、新豆には新豆の美味しさがあります。ぜひ新豆で餡も炊いてみてくださいね。

小豆やそのほか豆の新豆カレンダーをまとめました。

◎新豆カレンダー(11月上旬)

【小豆】
北海道産小豆大納言小豆は、ほぼ新豆が出ています。赤くてツヤツヤした北海道の小豆。見ているだけで、その美しさに目を奪われます。

丹波大納言をはじめ、京都や春日大納言などは、まだ市場には出ていません。12月上旬頃から出るそうです。今はちょうど収穫が終わり、乾燥させている頃。もう少し待ちましょう。

・白小豆は、北海道産(きたほたる)が市場に出ています。岡山の備中白小豆はもう少し時間がかかるようです。

・ささげは新豆が出ています。お赤飯に入れるささげは、新豆の中でもトップバッター。9月頃から出ます。

【白インゲン豆】白あん用の豆
・手亡は新豆が出ています
・大福豆も新豆が出ています

【金時豆】
・新豆が出ています

【黒豆】
・北海道産は新豆です
・丹波篠山産などは12月から。もう少し待ちましょう

【大豆】黒豆以外
・ちょうど新豆が出始めました

【青えんどう・赤えんどう豆】
・どちらもすでに新豆。えんどう豆は比較的早い時期から新豆が出ます
(青えんどう豆はうぐいす餡の、赤えんどう豆は豆大福の豆です)


現在は、ちょうど新豆・ひね豆(去年の豆)の入れ替えシーズン。豆によっては入手できないものもあります。一方、昨年の豆を購入できるところもあります。

新豆とひね豆を両方購入して、食べ比べてみるのも面白いですよ。この食べ比べ、今の時期しかできませんのでー!


今日は、築地にて豆とかさご(魚)を購入。豆は築地の三栄商会さんにて。北海道産の白小豆(新豆)です。来月の「白小豆のぜんざい」でお召し上がりいただきます。どうぞお楽しみに! かさごの煮つけも美味しかったー^^


写真は去年のものです